
LINE UP
|
静岡県の御殿場市
東名高速道路-御殿場インターチェンジを出てから8km程のところに、
この神場山神社(じんばやまじんじゃ)はあります。
霊峰 富士に程近い御殿場市にあるこの神場という地名は、
神様がいらっしゃる処という意味があるそうで、写真の通り境内に
大きなハサミがあり、また無数のハサミが奉納されていますことから、
はさみ神社とも呼ばれる、厄除け開運の神様です。
700年ほど前、山の安穏を願う樵(きこり)により、神社の信仰が始まったとのこと。昭和14〜5年頃に火災で焼失したカヤブキ屋根の社(やしろ)も立派なものになり、その後太平洋戦争の時には、弾除け祈願のための多くの参拝者があったとのことで、現在でも遠方からの参拝が沢山あるそうです。
ハサミに備わっている不思議なご利益(ごりやく)が、昔から信仰されていたのです。
|
境内の鋏 約1m やしろ内の鋏 約2.5mの巨大さ |
ハサミは災いを断ち切り、幸運を切り開いて行く。
|
|
最近ストーカーなる人物が、ニュースで犯罪者として取り上げられることが多く
あります。
「縁切り」といえば、なにかイヤ〜な印象の言葉ですが、被害者側の立場から
見た時、これは切実な問題となります。
鋏は諸病を断ち切り邪心を摘みとると言われており、病(やまい)災害、度重
なる不運などのことがらにおいても、そんな縁(えにし)を早く断ち切りたいものです。
そんな時、霊験あるこの神社から鋏をお借りし、大願成就にはさらに大きな鋏を
返納するという習慣があり、奉納された最大のハサミは60Kgもあるとのこと。
何とこんな事にまで、ハサミは役に立っていたなんて!
日本では昔から大切な儀式に「刃物を贈る」という習慣があったことを時代劇
の中でも見受け、これから自立する、新しい生活を始めるといった場面では、
贈り主からの「自ら災いを断ち切り、自ら幸運を切り開いて欲しい」
とのメッセージが、よく伝わっていると思います。
欧米に於いても、開通・落成などの物事の始まりには、テープカットの儀式が
行われます。
刃物の中にあっても、ハサミは2枚の刃からなり、ネジ(かしめ)によって
結合して1つの目的を達成するという、何とも縁起の良い道具なのです。
スパッとした切れ味の良質なハサミであれば、作業の能率も格段に向上することに
なりますし、さらにそんなご利益(ごりやく)にも、並々ならぬものがあるのでは。
ご意見・ご質問など
tokyo@masutaro.com にてお受け致しております。
|
|