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鍛造工程の後ネジ穴を開けた鋏は
熱処理の工程に入ります。
写真は全て増太郎工場内のものです。
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熱処理工程
ハガネは正しく熱処理することによって、本来の特性を得ることが出来ます。
この工程でハサミは
焼き入れ1,050℃ → サブゼロマイナス75℃ → 焼き戻し180℃
という厳しい状態にさらされます。 (SLD裁鋏)
焼入れ
予熱を加え、急激な温度上昇によりハガネの組成を壊すことがない様に
注意して行われます。
約1,050℃になっている塩化バリュウム
(ソルト)に、約5分間浸します。
SLD鋏の焼き入れ
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サーモスタットにより一定温度に制御されていますが、眼でも判断しています。
熟練した職人の眼は、永年の経験により色で温度を判断し、
電気的機材の故障を見抜くこともあります。
熱処理専用のオイル(発火温度が低い)
で急冷します。
(50℃〜150℃)
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この後、ハサミに付着したソルトやオイルを
洗浄剤の入った湯で煮て除去します。
サブゼロ処理
約マイナス75℃に冷やしたアルコール液に
約1時間浸します。 |
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次にゆっくりと常温に戻します。
焼き戻し
約180℃に保たれたオイルに90分ほど浸します。 |
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この工程によってハガネの組織が安定し、硬さとネバリのバランスが整います。
オイルをふき取り、熱処理の工程が終了します。
研磨工程へ
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-各工程の間に行われている、細かな作業は省きました-
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